すみれ。
豪華で派手な花が好まれる傾向もあって 、
この 小さな 春の天使 は、
最近、 影が薄め ... 。
嘗ては、身の回りにあって、 春が来たと実感出来る 代表選手 のひとつでした。
勿論、 今でも、あなたの傍らで、 ひっそりと花を咲かせている事と思います。
どうか、 足元の 小さな 春 にも 目を遣って上げて下さい。
そう、 こんな 曲 が あります。
" Violets For Your Furs " 。
( 1941 L.by Matt Dennis and Tom Adair , C.by Matt Dennis ) 。
Album ; " Violets for Your Furs / Matt Dennis " ( 1958 ) 。
この曲程、 感覚が掴めないもの も少ない気がします。.
真冬に 一足先の 春の 菫 を 花束にして 売っている事 ... 。.
コートではなく、毛皮 に飾られる 花束 ... 。
そして、 そんな彼女へ贈る 紳士 の佇まい ... 。
う~ん、 想像の域を逸脱しています、 私には ... 。.
でも、 お洒落な 風習であろう事だけは確かです。
そんな時代もあったのね ... と言った処でしょうか。 .
あっ、 本文を補足します。 この曲は 冬の曲です。
返信削除想像して見て下さい。
粉雪舞い散る(そしてクリスマス迫る) 真冬 の ニューヨークはマンハッタン。
そこには、花束を売る屋台が。
毛皮のコートを纏った傍らの淑女に、紳士がひと足先の 菫 の花束を選び、贈る。
すると 雪景色の 真冬 が 春 に。 ( 12 月 なのに 4 月 の様。)
謂わば、花咲か爺さん 的な、しかし、浪漫的な、設定。
そう、恋は 春 なのです。
これは 名曲 です。
でも、ずっと、真冬に菫の花? って思っていました。
売ってるの ... 。
促成栽培なのでしょうかね?。
夢の都 マンハッタン ですから、あったんでしょうね、きっと ... 。
何でも、 この 毛皮を着た 彼女 の モデル は Lady こと、Billie Holiday なんだそうで。
そう考えると、 曲のイメージも更に膨らみます。
枯草の隙間からしっかり顔だしてますね!
返信削除Tomoko さま コメントありがとうございます。
削除はい。 しっかり、春! です。
modesty(謙虚)だけれど、小さな幸せ 。 菫。