MTT#0419 Lush Life

生い茂る 葉 に燦燦と降り注ぐ 夏の太陽 を見ていると、
もう、何とでもなれ！　と言う気になります。

それ程、夏の太陽は強烈です。
逃げる場所さえありません。

斜面を転げ落ち、
もう、　のんだくれ になって、
時の流れに身を任すしか ... 。


" Lush Life "  。
( 1948 , L.by Billy Staryhorn , C.by Billy Staryhorn )

Album ;  " Captain Marvel / Stan Getz "  ( 1972 )  。

（偶には、ご本人以外の演奏もいいですね。　お気に入りのメンバーで。）.


Lush ： 青々とした 勢いに乗った　Life ： 人生 生活 ... 。
いいえ、違うのです。　　全然、逆の意味です。
俗語で　飲んだくれ人生 酔いどれ生活 ... 。　　あら、まぁ。

そう、我が 敬愛する Billy Strayhorn のペンによる傑作。
" Life Is Lonely " を 改名。
19 歳 の頃に作詞作曲 し、
徹夜明けでベットに寝そべる Duke Ellington に披露し (1938　At Pittsburgh) 、入団。
Carnegie Hall Concert 1948 に合わせて手を入れ、
翌年 、Nat King Cole がレコード化 ... 。
その後の流れは Jazz 好きな方なら ご存知。 .

この絵に喩えれば、

吹き荒んだ冬枯れの樹々に 春 新芽が 一際 優しかった のも束の間、
また、いつもの 濃い緑 に覆われ 打ち呑めされている。
また、あの季節だ。
紫外線と高温に晒され、
紅葉も出来ずに、朽ち果てて行くんだろうなぁ ... 。 
そんな 遣る瀬無い 哀愁の漂う　ひとりぼっちの　いつもの長く辛い日々。
春には ... 戻れない。.
秋まで ... 生き残れるのだろうか。.