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2014年1月23日木曜日

MTT#0087 三途の川に掛かる橋 ...


水面 川 Pithecanthropus Erectus Charles Mingus
 
 

 
 
 
暗い話題で すみません。

三途の川。

此岸 (しがん) と 彼岸 (ひがん) の間にあり、初七日に渡るとされる冥途の川。
舟で渡るとされ、六文銭が舟賃。
その昔むかしは、歩いて渡ったみたい。
善人は橋を、軽い罪人は山水瀬を、罪人は江深淵を。

更に、親に先立つ子は 三途の川の 畔、 賽 (さい) の河原 で、
親の供養をさせられ、鬼に壊されながら、石を積む。
徒労の果てに、地蔵菩薩に救われる。

話は戻って、三種類の渡り方から 三途。
地獄道・餓鬼道・畜生道 これも三途。
これら三悪道を、越えて行くところから、
霊から仏への道が始まる。

三途を越えてあと、六つ。 七七の忌まで、道は遠い。


個人的には、歩いて渡る方が、ピンと来ます。
出来るなら、生前を知る方々には、橋をお渡り戴きたいものですね。
そこから見える景色は、こんな、感じなのでしょうか。


曲は、人の業 (ごう) を感じさせる この一曲、


" Pithecanthropus Erectus "。
( 1956 , C.by Charles Mingus )

Album ;  " Pithecanthropus Erectus / Charlie Mingus ( = Charles Mingus ) "  ( 1956 ) 。

この曲は Evolution(進化)Superiority Complex(優越感)Decline(衰退)Destruction(滅亡)の4部構成。
さぁて、あなたは、今、どのステージ?  おっと、失礼、直立猿人では ありませんよね。



さてさて、川。 私が渡るのは きっと 江深淵との境の山水瀬です (...?...) 。  水泳の練習でも始めましょうか。


 

2 件のコメント:

  1. 深いなぁ・・
    これまで父や母を送った際、その後の周忌の度にお坊さんの話を聞きながら、
    「いまどの辺を旅しているんだろう・・」と想像していましたが、
    三途の川の意味までは知りませんでした。
    生の向こう側を知ることで、今をどう生きるかの大切さを
    あらためて感じさせてもらったです。

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    1. papa-roku さま ありがとうございます。

      正月に 早朝から、暗い話題にコメント戴き、恐縮致します。

      そうですか、papa-roku さまもご両親共に亡くなられておいでですか。 合掌です。

      近親の葬儀でもなければ、接する事のない、事次第。
      でも、ドタバタしているし、混乱もしているし、慌しさもあって、
      この辺の事って、言われるまま、よく分からないうちに、過ぎてしまいますよね。
      永年、綿々と引き継がれる風習も、色々な意味があり、想いがあり、
      形式だけに囚われると 忘れてしまう大事な事もあるんだ って、ようやく気付いています。

      大事なのは、形式ではなく、想いや感謝の気持ちなんだなぁ って。

      でも、気付いた時は、 もう 遅い ! なんですけど。
      後悔と懺悔の日々って処でしょうか。          故に (?)、江深淵との境 です。

      PS: 七回ある旅立ちの節目。 最初の初七日と最後の七七忌(四十九日)は必ず法要をしますね。
      七回あるのを忘れない様に、七本木(七本塔婆)も。
      行事の表面的な内容は、さて置き、根本はとても簡単な事です。
        忘れないよ、ありがとう、  ですね。

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