冬は樹の枝振りが良く分る季節でもあります。
ここで、見付けたのは、 百日紅 さるすべり。
あの、夏に赤い花を長期間に亘って咲かせる、あの樹ですね。
その、すべすべした幹肌から、猿も滑るのでは、で、猿滑。
若い樹は直線的な枝振りですが、
歳と共に、味わいある 枝振り となります。
きっと、この樹は、かなりの ご老木。
正に、見事な、枝配り の ひと言 です。
じっと、見詰めていると、
人の血管を 彷彿させますね。
そんな訳で、曲は、
" Blood Count " 。
( 1967 , C.by Billy Strayhorn ) 。
Album ; " …and his mother called him bill / Duke Ellington " ( 1967 )
この曲は、きっと、Strayhorn の遺作。
病床から書き上げた、天命 51 年 最後の旋律 を、
至宝 Johnny Hodges の Alto が奏でます。
ほんとうにすごい曲線の芸術ですね。
返信削除確かに血管を彷彿させますよね。
猿も滑るぐらいすべすべした木とのことですが、
これだけ枝があったら、どこかで止まりますよね。(笑)
papa-roku さま コメントありがとうございます。
削除すべすべした は幹で、枝は普通の枝です。
Internet 検索で 百日紅 幹 と入れられて画像をごご覧になれば、雰囲気が掴めると思います。
また、Wikipedia によれば、実際には、猿はこの幹を登れる とあります。 あらら ... 。
百日紅は幹肌も魅力的ですよ。
PS: ご投稿、そちらも ご老木、 こちらも ご老木。 偶然でしたね。