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2021年4月28日水曜日

MTT#0796 わすれもの




足早に走り抜ける 春 。
そんな花を愛でられる公園の駐車場で ... 。

おやぁ~、忘れものですね。
急いで帰ったのでしょうか?。
お子さま の 小さな靴 が寂しそうに ひとつ ... 。

きっと、其れも 良き思い出 になっている事を願い乍ら。

あん時は 靴を片方忘れて帰っちゃったんだよねぇ~、わはは。
そんな長閑な団欒の声が聞こえて来れば ... 、御の字。

まったくもう、あんたはぁ~、しっかりしてよぉ、ぶつぶつぶつ。
で、無い事を祈り乍ら。



さて、 靴の気持ちになって、 こいつを。
本来、 ふたつで ひと揃い ですし ... 、ね。

" You'd Be So Nice To Come Home To "  。
( 1942 , L.&C.by Cole Porter )  。

Album ;  " You 'N Me / Al Cohn and Zoot Sims "  ( 1960 )  。


You は 靴の持ち主、 そう、お子さま。
帰宅 = 健勝 の 印 なので、
惜別 後に 此の曲 なら、 主 あるじ への 最後の ご奉公の祈り。

You が 忘れた靴 なら、 無くしたものが戻ったら 嬉しいわ ... 。
これでは、 順当で極普通の お話 になっちゃいますね。
帰宅した もう片方の靴 でも、似たり寄ったり ... 。

此の曲の本来の持ち味からすれば、そりゃぁもう、前者 でしょう!。



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