蔓 (つる) の蔓延る (はびこる) 山里での 御伽噺。
嘗て、この山里は、山桜が咲き零れる麗しの土地でした。
春、其方此方で、花と葉が開き、それはそれは、長閑で心休まる景色でした。
そんな里に、外からやって来た蔓。
やがて、ありとあらゆる 樹々達を 絡め取って、暴君 に治まります。
細々と生を繋ぐ 樹々 達。
締め付けられ、枝を落とし、幹を絞られ、風前の灯。
やっとの思いで春を迎えた、生ある枝は、その力を押し絞り、
暴君に立ち向かうべく、 至高の 花を 葉を 開きます。
暴君と道化師の決闘。
そう、曲は、、
" Duel Of The Jester And The Tyrant " 。
( 1976 , C.by Chick Corea ) 。
Album ; " Romantic Warrior / Return To Forever " ( 1976 ) 。
Chick Corea, Stanley Clarke, Al Di Meola, Lenny White の
4人で繰り広げる 音の物語、最後を締め括る ひとつ。
E.Piano, E.Bass, E.Guiter, Drums が織り成すフレーズの洪水。
渦をなしてクライマックスを盛り上げます。
Jazz や Fusion という枠を超えて、私の お気に入り の一曲。
さて、
暴君と道化師のどちらが勝ったか ... 。
山桜と蔓のコラボ・・・好きなアングルです!
返信削除hosinoniwa さま コメントありがとうございます。
削除気に入って戴けた様で、ひと安心です。
いつも、ありがとう ございます。